家事動線って。収納力って。

家事動線で希望が多いのは、回遊動線にしたい!
おおまかに言うと、ぐるぐる回れる動線にしたいと言うご希望です。

回遊動線は、主に水回りの家事動線で検討されます。
キッチンから洗濯への動線が近く、もちろん干場も近く。
さらにファミリークロークが近くにあれば、尚良し!

ただ回遊動線のデメリットは、歩く通路を確保することで
床面積が増えたり、収納量が減ったりします。
それなら回遊しなくてもいいよねと言う考えにもなりますね。

今の世の中は、両親が共働きがほとんどで
家事にあまり時間がかけれないのが現実です。
洗濯物だって、ハンガーに干して乾いたらそのまま収納出来たら
時短になります(^^♪
北陸では家の中に干すサンルームは必須で、プランの中に組み込まれます。
洗濯は毎日の事になるので、洗濯→干す→収納を制する者は、家事を制すると
信じてやまない私は、プランをする際は必ずこの動線を組み込みます。

収納も多ければいいと言うわけではないですよね。
沢山収納を作って、普段あまり使わないモノを収納する。
もちろんその場所にも住宅ローン分のお金は払っているわけで、
普段あまり使わないモノの収納の為に、床面積を増やすのはどうなのか
とも思いますよね。

いまお住まいの、モノの分の収納を作るのではなくて、
より快適に過ごせるモノの持ち方を一度検討されてもいいかもしれません。