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2025.12.16

暮らしが整う「リビング収納」の考え方

暮らしが整う「リビング収納」の考え方

― 見せる・隠す・使いやすいのバランス ―

リビングは、家族が集い、くつろぎ、来客を迎える家の中心です。その一方で、物が集まりやすく散らかりやすい場所でもあります。そこで重要になるのがリビング収納です。上手に計画することで、日常の快適さと空間の美しさが大きく変わります。


1. リビング収納の役割

リビング収納の目的は、単に物をしまうことではありません。

・生活感を抑え、空間をすっきり見せる

・家族全員が使いやすく、片付けやすい

・動線を邪魔せず、暮らしに自然に溶け込む

この3点を意識することが、成功のポイントです。


2. 収納する「物」を整理する

まずは、リビングに集まる物を把握します。

・書類・郵便物

・本・雑誌

・リモコン類

・子どものおもちゃ

・日用品(ティッシュ、薬、文房具など)

・掃除道具やルーター類

よく使う物ほど取り出しやすい位置に、使用頻度の低い物は奥や上部へ配置しましょう。


3. 「見せる収納」と「隠す収納」

リビングでは、両者のバランスが重要です。

見せる収納

・お気に入りの本や雑貨

・グリーンやアート

・オープン棚

→ 空間のアクセントになり、個性を演出できます。

隠す収納

・書類、コード類、日用品

・生活感が出やすい物

→ 扉付き収納や引き出しがおすすめです。

7割は隠す収納、3割を見せる収納にすると、整った印象になりやすいです。


4. 造作収納と家具収納

造作収納のメリット

・空間にぴったり収まる

・デザインの統一感が出る

・耐震性・安全性が高い

家具収納のメリット

・住み替え時に持ち運べる

・コストを抑えやすい

・レイアウト変更が容易

新築やリノベーションでは造作収納+可動棚が特に人気です。


5. 収納計画でよくある失敗

・収納量が足りない

・奥行きが深すぎて使いにくい

・高い位置の棚が使われない

・コンセント・配線を考慮していない

特にWi-Fiルーターやテレビ周りの配線計画は、事前に考えておくことが重要です。


6. 暮らしに合った収納を

リビング収納に「正解」はありません。
大切なのは、家族構成・生活スタイル・将来の変化を見据えることです。

・子育て世代 → 低い位置の収納多め

・共働き世帯 → 片付けやすさ重視

・来客が多い → 隠す収納を多めに


まとめ

リビング収納は、暮らしの質を左右する大切な要素です。
「何を、どこに、どれくらいしまうか」を丁寧に考えることで、自然と片付く、心地よいリビングが生まれます。

住まいづくりの段階で、ぜひ収納計画まで含めて検討してみてください。