不動産価格の決め方!!
こんにちは!ファイナンシャルプランナーの山田です。
私の仕事は不動産物件の仲介がメイン業務です。
業務の流れとすると、
①依頼された物件の各種調査(現場調査・近隣状況調査・役所調査・近隣売買事例調査・路線価調査)
②調査結果を基に適正価格を算出し不動産査定書を提出・ご説明
③媒介契約
④売却活動
⑤売買契約
⑥お引渡し
となります。
この中でも重要なのは②不動産査定書の作成です。
売りたい方は1円でも高く売りたい!!なので、相場より高く査定すれば媒介契約(売主様から専属で販売させてもらえる権利!?)が取りやすくなります。
実際、それで良いのでしょうか??何でもそうですが、どれだけ売りに出しても買う人がいなければ契約は成立しません。契約をすることが重要なのです。
つまり、高値で売りに出したとしても結果、値引きしたり販売期間が延びたりでタイミングを逃すことになります。
私は、これらの経験を踏まえかつ、売主様の売却理由を加味し、適正な査定額になるよう心掛けています。
中にはとにかく高めに査定して案件を獲得し販売開始後、色々理由を付けて値下げさせれば良い!と、媒介契約獲得優先で動いている業者も見受けられます。
これらの状況が地価を上昇させる要因の1つになっている気がします。
スーモやアットホームを見ていると一般の人が見ても「え!?高くない??」という物件を見る事があります。
勿論、売主様の都合でその金額で無いと売れない事もありますが、意外と高値設定している事が多いです。
繰り返しますが、買主が居て初めて契約が成立するのです。(売れなければゼロ!経費を考えるとマイナスです)
何でも「適正」が重要ですよ!!
それでは、また。