住宅ローンを借りる前・借りた後
ハウスイズムブログをご覧の皆さん、こんにちは!ファイナンシャルプランナーの山田です。
今回から住宅新築・中古住宅購入、リフォーム等々で必ず付いてくるお金にまつわる話を定期的にお届けしていきたいと思いま
す。ほんの少しでもお役に立てれば幸いです。
はじめに、「住宅ローン」(序章)です。
ネットを検索すれば、借りるための手法・借入条件・銀行比較・ローンシミュレーション等多数出ておりプロと言われる人(銀
行・建築営業担当・不動産営業担当・住宅ローンアドバオザー・FP等)に相談・依頼しなくてもご自身で判断し決断出来ます。
もっと言えば誰に会わなくてもスマホで手続きも可能です。(本当に便利な時代になりました!!)
これで、ローン申込も完了し想いの住宅も手に入れ万々歳!!と思っていませんか??
決して不安を煽るつもりはありませんが、「ローン」の事をしっかり理解していないと思わぬ事態になりかねません。
例えば
・ 教育資金・老後資金・病気に対する備え等々も考慮していますか?(物件有りきで無理な借入になっていませんか)
・ 返済期間は長期になり過ぎていませんか?(定年退職後も何年にも渡り返済しなくてはならないとか)
・ 家族構成に併せた金利タイプになっていますか?(長期固定金利・短期固定金利・変動金利などその時の最低金利を安易に選
んでいませんか)
・ 借り入れ後のメンテナンス(定期的なローンの見直し)をしていますか?
・ 「住宅ローン」リスクに対してどのように備えていますか?(「生命」「災害」「コロナ禍等による給与減」など)
この中でもリスクに関して言えば「生命」に関しては団体信用生命保険、「災害」に関しては火災保険・地震保険等でリスクヘッ
ジできますが、予期せぬ事態(コロナによる事態・離婚・長期療養等)が起こった時の対処によっては大変な事になります。
実際に給与減・会社倒産・職を失う・離婚調停による財産分与・長期療養・家族の介護・などでローン返済が出来なくなっている
人が物凄く増えています。
結果、マイホームを手放さなければならない事態に陥っています。
「住宅ローン」は住宅を手に入れるための大きな味方である事は間違いありませんが、何かをきっかけにローン返済の滞納が始ま
るとあっという間に「住宅ローン」は豹変します。(どんなふうに??)
それは次回から具体的にお話したいと思います。
それではまた。