競売にならないように!?

こんにちは!ファイナンシャルプランナーの山田です。
今回は、「競売」にならないためにまずやらなければならない事についてです。
先ずは「競売」になるまでの復習です。
1.住宅ローンの滞納
2.滞納期間約6ヶ月(期限の利益の喪失)
3. 金融機関が抵当権を行使
4.裁判所を通じて「競売」
5.買受人決定
6.住宅から退去(退去しない場合は強制執行による明渡し)
簡単に言うとこんな感じです。
このご時世、コロナ禍における給与減・ボーナスカット・解雇・離婚等々により住宅ローンを滞る人が増えています。
この問題に直面した時、つまり上記の2に該当した時の対応が一番重要なのです。
ただ、この時に誰にも相談できず、自分自身で解決または先送りしようとして単純にカードローンや消費者金融から借り入れをしたらそれこそ事態は悪化します。
こんな相談は親御さんは勿論、友人知人にも恥ずかしくて相談出来ない・・・気持ちも分かりますが。
こうならないために上記2の状況になった時に少しでも早く手を打つ(相談する)事が出来れば「競売」にならずに済みます。
では、どうすれば???
皆さんは風邪を引いた、捻挫した、といった時、いきなり大きな病院に行きますか?まずは、町のお医者さん(かかりつけの医院)ではないでしょうか?
今回の件にしてもいきなり弁護士・司法書士と言っても敷居が高く行きつらいですよね。
そんな時はファイナンシャルプランナー(特に不動産・相続・税金を得意とするFP)等に相談するのがお勧めです。
ファイナンシャルプランナーは町のお医者さんと同じで状況を判断し処方してくれます。
必要に応じて敷居の高い弁護士・司法書士・税理士等と連携し対応致します。(勿論、個人情報の漏洩はありません)
例えば、上記2の状況においてはコロナ禍対策の一環としてローンの繰り延べ制度や住宅ローンの組み換えや助成制度を含め対応策があります。
また、これがだめでも今の住宅に住みながらローン残高を減らす方法等、個々人の状況に応じて対応出来ます。
つまり、傷の浅い状況であれば多種多様な方策があるのです。
大きな傷になり大手術をしなくてはならなくなる前に対処すべきなのです。。
少しでも心当たりのある方はまずご相談下さい。(ハウスイズムはそんな皆さんの味方です!!)
いつでもご連絡可能です。
次回は相談窓口での対応についてお話します。
それではまた。