終活における不動産

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの山田です。

最近、良く耳にする「終活」ですが、皆さんご存知の通り財産の整理活動の事ですね。

これまでは、残された家族が財産整理するのが一般的でしたが、時代の変化とともに生きている間に自らの生きた証を整理するという考え方です。

先日も弊社のお客様から自宅の処分や子供の為に財産を残す手段、相続にになった時の登記・相続税等々に関しご相談を受けました。

また、あるお客様はそれこそ相続になった時に慌てないよう家族ぐるみで終活を行っており財産処分(不動産)に関して売却・活用・相続時の対応(それこそ2次相続まで含めて)についてご相談を受けています。

その反面、残された家族だけで財産整理をすると、これまで知らなかった事実や財産がどんどん出てきて挙句の果て相続ではなく争続になったという話もよく聞きます。

これまで仲が良かった兄弟姉妹も相続(争続)をきっかけに疎遠になることも多々あるようです。

高齢化社会が進む中、それこそ「終活」をしっかり行っていかないといけないですね!!

さて、財産整理で一番厄介なのはやはり「不動産」です。

残された土地を仲良く3等分してね!と言われたところでそんな簡単ではありません。(きれいに分割出来て尚且つ平等に活用出来れば別ですが・・・)

そのための方策ですが、

① 不動産を売却して現金化する事で平等に分配する。

② 不動産を生前贈与する事でこの不動産は長男にこっちの不動産は次男にと言ったように相続させてい人に確実に渡す。

③ 遺言書を作成してしっかりと相続に関する指定を行う。

基本はこの3点になると思います。

勿論、その家族においてこんな簡単な訳に行かない事も多々あります。

そうならないための終活です。争続になる前にご相談下さい。ご家族に合ったアドバイスを致します!!

秘密厳守でご相談に応じます。何なりとお申し付け下さい。

それでは、また。